今回は、最近のお気に入りのテントを紹介します。レビューがほとんどなくあまり知られていないですが、非常におすすめのテントです。
テント概要
ポリコットン素材のソロ用のワンポールテントです。
サイドフラップ(前室)も付いています。
有名なものですとバンドックのソロティピー1TCがありますが、それよりもなんと1万円程度安いです。コスパは最高だと思います。
メーカーは山善。キャンパーズコレクションというブランドで販売しています。安いイメージがありますが、品質はしっかりしています。国内の会社ですので、中国製の良く知らないメーカーの製品よりもサポートも期待でき安心して購入できます。
サイズはソロティピー1と全く同じで、ソロキャンプ用です。
底面積が240cm x 240cmで、高さが150cmです。
ハーフサイズのインナーも付属しています。
嬉しいことに、サイドフラップ用のポールもしっかり付属です。
これだけでテントを張れますが、ペグはいいものを別途用意したほうがよいですね。ペグハンマーもプラスチックのものが付いていますが、ちゃんとしたものがあった方が良いです。(石で打ち込めばなくてもなんとかなりますけどね。)
設営
設営は非常に簡単です。
テントを広げて、4隅をペグダウンして、ポールで立ち上げるだけです。
サイドフラップを使う場合には、もう1本のポールで立ち上げてロープでペグダウンします。
上部にベンチレーションが2か所付いていますので開いて固定して完成です。
急がないで設営しても10分程度でできてしまいます。
風が強い場合には、念のため、追加で4本の張り縄をした方が良いです。
使い勝手
サイズが240cm x 240cmでソロにはちょうど良いサイズです。
大きすぎると設営・撤収が大変になりますし、濡れた時の乾燥もたいへんです。このサイズですと気軽に使うことができます。
濡れた時も適当に丸めてビニール袋に入れて持ち帰ることができます。
収納サイズも58cm x 18cmと非常にコンパクトです。
インナーはハーフサイズですので、インナーを取り付けた状態でも椅子やテーブルをテント内に置くことができます。
ポリコットンですが、多少撥水加工はされているようですので小雨程度では問題ありませんでした。
サイドフラップが付いているため雨の日でもタープ不要で過ごすことができます。
ポリコットンですのでフラップの下でも焚き火を楽しむことができます。
室内はソロ用ですので広くはありません。ローコットをちょうどおけるぐらいです。身長が高い方はシュラフがテントについてしまうかもしれません。私の場合(174cm)は、ぎりぎりセーフという感じでした。コットを使わないなら余裕ができますね。
テーブルとイスも低めが良いです。このテントに似合いますし。
二股化
ワンポールテントですが、二股ポールを使用するとセンターのポールがなくなり快適になります。
試しにバンドックのソロティピー1向けの二股ポールを入れてみました。サイズはびったりです。広くなりましたので、ぎりぎりハイコットを入れることができました。
快適さが違います。二股化はやるべきですね。
別に用意したポール2本で前側も二股にしてみました。
こちらも中央にあったポールの位置に焚き火台を置いて焚き火ができるので良いですね。景色を遮るポールもなくなり視界が広くなった感じがします。出入りもしやすくなりました。
ソロティピー1との違い
BUNDOKのソロティピー1TCとの違いですが、
・後ろ側は開け閉めできない
・スカートがない
・収納サイズがちょっと長い(多分、ポールの分割数の違い)
程度です。
私の場合、夏にはタープがメインになり、使わないので後ろが開かなくてもかまいません。
コットを置いて使うことを考えると後ろから出入りはしないので良いですが、冬に風の強い日にはスカートが欲しくなりますね。1万円プラスでスカート付きを買うかということになりますね。
あと、BUNDOKには別な色もありますね。
まとめ
気軽に使えて、おしゃれで無骨でもあり、さらにコスパも最高です。非常にお気に入りのテントになりました。
ポリコットンでワンポール、サイドフラップ付きと文句ない作りです。
なぜかあまり知られていないようです。良いテントですので気になる方は以下からチェックしてみてください。
2021/11/19現在、期間限定セール中とのことです。
二股ポールはこちらを使用しました。アルミで比較的軽量にできています。強度も問題ありませんでした。
ソロティピー1用ですが、サイズはピッタリでした。