DDタープ 簡単で快適な張り方

2021/11/02

キャンプ道具 ソロキャンプ タープ ノウハウ

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 今回はDDタープで簡単に張れて、快適に過ごせる張り方をご紹介します。形としては、ティピー型でフルクローズしない張り方となります。

特徴

まずは特徴から。
特徴としては、
  • 張るのが簡単
  • ハイコットを入れられる
  • 両サイドを広げられる
  • そしてかっこいい
など。

どちらかというと暖かい季節に向いています。

必要なもの

使用するのはDDタープXLで4.5m x 3mのものになります。4m x 4mや3.5m x 3.5mでも可能だと思います。3m x 3mですと狭くなってしまいます。DDタープ以外のサイズでは4m x 3mや5m x 3mが良いでしょう。ただし、DDタープと同じ位置にループがついているものにしましょう。
ポールは1本、ロープは2本使います。ペグは最低8本必要です。
風が強い日はペグがもう2本か4本あった方が良いです。
ペグの長さは長めのもの、できれば30cmの長さがあった方が良いでしょう。
ポールは1本ですべてを支えますので太めのものが良いです。直径30mmぐらいあると安心です。
  • DDタープXL(もしくは同程度のサイズのタープ)
  • ポール1本
  • ロープ2本
  • ペグ8~12本

完成形

まずは張ったところから。
形としてはティピー型、あるいはワンポール型です。

前側


後ろ側


フルクローズにしない前提ですのでその分、中が広くなります。
ポールが中央ではなく、前よりになっているためその分空間が有効活用できます。
後ろ側は低くなっているためデッドスペースがちょっと多いです。
必要であれば後ろの中央のループを外側からロープで引っ張って室内を広げて使いましょう。
また、正面以外は風にも強い張り方です。地面に直接タープをペグダウンしていますので後ろと左右からの風には強いです。

張り方

では張り方です。

まず、後ろ側の位置を決めます。ここを決めるとタープの位置が決定しますので、完成をイメージして位置決めしてください。

風向きや太陽の向きなども考慮すると良いでしょう。

風は正面から受けないようにすることが大切です。

夏の場合は、太陽の向きも一日を通して正面から受けない向きがベストです。アパートやマンションと異なり北向きがいいですね(^^♪

実際には景色を見ながらのキャンプもしたいので、場所に合わせて何を優先するかは決めてください。すべての条件を満たす向きは現実にはなかなかないと思います。

タープを横長の向きに広げ、後ろ側になる部分(10,12)の2か所をペグダウンします。




次に、前側の中央のループ(3)にポールを立ててロープで固定します。
ロープは2本使用し、それぞれ45度ぐらいの角度になるようにペグで固定してください。



続いて左右をペグダウンします。7と15をペグダウンします。
9,13を頂点とする三角形のところは内側に折り曲げて入れます。室内での荷物置き場としても使えます。




あとは、1と5をピンと張ってペグダウンして完成です。
後ろから順にペグを打っていくことで、ペグを打ち直さなくともピンと張ることができます。ワンポールテントは微調整が必要なことがおおいですのでこれは簡単ですね。


フルクローズにはできませんが、上記手順で簡単にきれいに張ることができます。この状態で奥にハイコットを入れることもできます。コット、テーブル、椅子、クーラーボックスを入れても余裕がありました。
かなり快適に過ごせると思います。
雨が降ってもポールより後ろ側は雨が入ってきませんので、雨の日でもOKです。

応用

1と5をペグから外して、ループにロープをつけて後ろ側に回して固定すると左右を開くことができます。この状態ですと景色がよく見え、風が入ってきて気持ちいいです。コットの位置ですと真横からは見えないのでプライベート感もあります。
夏はかなり涼しいです。ちょうど太陽が後ろに来るように向きを決めておくことがポイントですね。
前で焚き火をする際にはこの状態にするとタープを離すことができて良いと思います。
ただし、正面からの風には弱い状態ですので、風向きには十分に気をつけてください。
1と5のペグは抜かずにそのままにしておけば、簡単に元の状態に戻すことが可能です。寝るときなどはすぐに元に戻せて重宝します。


以上、簡単に張れて、快適に過ごせる張り方でした!
おすすめですのでぜひトライしてみてください。

今回使用したタープはこちら
DDタープXL コヨーテブラウン

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