今回は、「キャンプ時の気温」についてお話します。最後におすすめの温度計を紹介します。
もちろん、キャンプ当日の天気予報を調べると思います。
晴れるのか、雨は降るのかも重要ですが、気温も大切な情報になります。
夏であれば最高気温、冬であれば最低気温は調べて、キャンプ中の洋服などを選んでいると思います。
夏は炎天下においては40℃近くの気温になり、熱中症対策が必要になりますし、冬は寝ている間に気温が一番下がりますので、寒くて目が覚める、あるいは寒くて眠れないということがありえます。
家とは異なり、キャンプでは気温変化がそのまま暑さや寒さに影響しますので温度は把握しておくに越したことはないです。
(テントの中で暖房をつけたまま眠ることはお勧めできません。)
天気予報の最高気温、最低気温が当たれば温度計は不要だと思いますが、あくまでも予報ですので、思ったより暑い、寒いといったことはよくあります。
また、キャンプ地は街からはなれていることも多く、その場合、天気予報よりも気温が低くなることは普通に起こります。
したがって、現地で現在どれぐらいの気温かを把握できると便利です。
天気予報との差をみて今後どれぐらい変化しそうかを想定できると、温度変化に備えることが可能となります。
例えば、予報が10℃で現在5℃の場合、ここは予報より5℃低く見ておいた方がよいなという具合です。
温度計について
前置きが長くなりましたが、そのために必要なのが”温度計”。
夏であれば、起きているときの気温がわかればよいのでどんな温度計でもOKです。むしろ熱中症対策としては、湿度計も付いているものが良いでしょう。
一方、冬は寝ている間に最低気温になりますので、朝起きた時に「寝ていて寒かったな、何度まで下がったんだろう?」など思ったときに最低気温がわかると便利です。
そのためには、過去の気温の履歴を保存してくれる温度計が必要となります。
以上をまとめるとキャンプで使う温度計に求める機能は次の2点になります。
- 最高気温、最低気温がわかること
- 湿度計もあった方がよい
どんなものが良いのか?
例えば、このようなもの。
YouTubeのキャンプ動画などでよく見かけます。私も長くこの温度計を使っていました。
キャンプで役に立つ機能としては大きく2つあります。
- 最高、最低気温になった、温度とその時間が記録されます。
- 外付けセンサーが付属しているのでテントの中と外の2か所の気温が同時にわかる。
1は朝に起きて、何時に最低気温何度になったかがわかります。
2はテントの中と外でどれぐらい温度差があるのかがわかります。
非常に便利ですが、残念なのが湿度計が付いていないことでした。
また、残念ながら現在は販売終了しているようです。
現在は買い換えて、使っているものはこちらとなります。
こちらは上記条件を満たしているものになります。
Bluetoothでスマホと通信することができて、何時に何度だったかがスマホで知ることができます。これは非常に便利です。
スマホでの画面はこのようなものです。
唯一残念なのが時計機能がないこと。これは腕時計やスマホをみれば済むのですが、置時計としてあると便利ですのでちょっと残念です。
まとめ
このように温度計によって気温を知っておくことで、このキャンプ場では天気予報より5℃低くなるなとかわかりますし、
天気予報が外れても正確な気温がわかりますので、熱中症対策も可能となりますし、寝る前の寒さへの備えも可能になります。
経験を積んでいくと何度だとどれぐらいの装備が必要か、十分かがわかるようになりますし、想定外に天気予報が外れることもありますので、その際の対応に備えることもできるようになってきます。
場合によっては、命に係わる危険もありますので、ぜひキャンプには温度計を持って行って、気温を把握するようにしましょう。
参考までに、
私が使っている温度計はこちら。